佐世保南高校 21回生 第3回海外視察レポート タイ バンコク 2010年2月18日(木)〜22日(月)
本レポートは、第1部と第2部を別ウィンドウで分けて掲載しています。  [2部へジャンプ;クリック]
 

    団長: 山口優親(佐世保) 勝手に指名

   コーディネター兼団員: 椎葉卓光(東京)
   団員:佐世保(鶴田誠二、佐田邦充、岡範和、岡恵子)
          東京 (空閑博久、椎葉千雪、宮島栄次郎、宮島香代子、大串宣俊、大串篤子、池田康人、池田和恵) 総勢14名

          ガイド: チャイさん、ワットさん、シティさん        旅行社:ワールドプランニングオフィス

 

1.イントロ
いつもそうだが、この企画は佐世保での反省会から話が始まる。 
当然ながら、前回の「台北旅行」の反省会が、佐世保 の「上海」あたりで始まったようなことである。 
今回は、前々から推奨があったバンコクに決まったが、本来なら2回目の 旅行に行く予定が、政情不安などもあって台北になった経緯がある。 
今回も、遠いとか暑いとか「済州島がよか!」 「英語圏がよか!」とか色々と意見も有ったようだ。 
決行時期も、いつもの3月は年度末や学生の春休みにかかるので 高いとか言うこともあって、結局は2月に落ち着いた。 
メンバーも最初は、男組ではじまった厦門(アモイ)訪問から、 家族同伴が始まった2回目の台北があり、
今回は、積極的かどうかはともかく、家族同伴が5組と落ち着いた。
宮ちゃんは、奥さんとは2回目の新婚旅行となるんだろうか・・。(誤解の無いように書くが、同じ奥さんである)
今回は、前回と違って、パスポートも問題なく揃った感じであるが、宣俊夫人は、そのパスポートには無かった
「韓国」の ハンコが増えていたようである。 韓流ブームは、今も健在と言うことなのであろう。
今回も、空閑君は米国への出張が直前にあり迷ったようだが、椎葉君の「オイもエジプトから帰って来てすぐさ!」の一言 で、反論が出来なかったのか、「拝承」での参加となった。
という諸々の経緯や調整を経て、総勢14名(内、夫婦5組)のツアーの決行となった。

2.旅行初日(2月18日 木曜日 大安)
前日から天気が心配ではあったが、案の定、雪が心配の朝を迎えた。
朝4時起きで出発したものの、雪が降っている中央高速を慎重に運転して走行した。 千葉方面、それも成田に近づくに従って、雪がひどくなってきた。 
今年は、スタッドレス・タイヤに交換していたことが、非常に幸いしたパターンである。  大串、空閑の両名と待ち合わせを予定した、場外駐車場「ザ・パーキング」に7時過ぎには到着した。 
予約名簿に「大串」の名前が無かった。 空閑君が請け負った予約がされていなかったようだ。 すぐ、電話でアラームを伝えたところ、まだ、自宅を出ていないという。 「雪」と「予約なし」の両方の心配を伝えた。

     ▲搭乗手続きを待つ

成田のカウンター「K」付近に、バラバラとメンバーが集まった。 
チケットを受け取り、手続きに行くと「自動チェックイン」に案内されたが、2席連続の席が無いという。 
それはないだろうと思ったが、こちとら「素人」でもあり、そういうもんだろうと諦めて手続きをした。 
あとで、椎葉君のプロとしてのワザと人脈・経験を十二分に活かした交渉の結果が出るのだが、全員が無事希望の席を確保してもらって有難く旅行が始まった。
搭乗手続き後、皆でお茶でも飲もうとなったが、既にビールとなっている者が大半。  免税店でも、恒例ではあるが皆で酒を調達した。 宮ちゃんの選定基準は相変わらず「度数」である。  出国手続きで、宣俊君の手続きがなかなか済まなかったが、皆は「人相」を問題視したのだろうということになった。
約7時間のフライトであるが、今回はJALということもあって、機体も機内の設備も上等だった。  
キャビンアテンダント(CA)もそれなりではあったが、一人だけ身長が小柄のCA(多分、タイ人)が居たのは、日本の国内線とは違うのかなという印象であった。

バンコク到着
18時15分、ようやくバンコクのスワンナブーム国際空港に着いたが、現地での仕事のスピード感が違うのか、入国手続きが手間取った。 先に着いていた佐世保組と合流し、迎えに来た現地ツアーガイドのチャイさんの案内で専用のバスで市内に向かった。  ラマ4世通りがひどい渋滞である。  混んで無ければ30分もかからないだろうというところを、2時間近くもかかった。 チャイさんや椎葉君は、ホテルへのチェックインのため、バスを降りて歩いてホテルへ向かった。 
日本なら2台並列であろうと頃を、無理やり3台並列ぐらいの間隔で車がこすりそうに入り込んで来る。 この時点では、バンコクには住めないと思った。 
「トゥクトゥク」という小型3輪タクシーも結構走っており、渋滞の中、悠然と乗っている風景には、「気の長い」国民性を感じたのではあるが、最近のデモ隊などは、これとは相反するものなのだろうか?

    バンコク市内は大渋滞

       ▲出発前に空港で
 

 
ワットさん

夕食会場へ
約1キロの距離を1時間ぐらい掛けてようやくついたバスを降り、ホテルへチェックイン。 それぞれに部屋に荷物を運び入れ、夕食に出ることになった。 
夕食は、椎葉君がなじみの別のツアー会社を準備しており、ツアコンはワットさんというおじさんである。 専用バスに乗って約10分の食事処に出ることに
なったが、乗っていきなり「ワットにまかせなさ〜い!」という決まり文句を聞いた。  その後、このセリフを何度となく聞くことになる

17:30 今日のレストランはタイスキの有名店 COKAにセットされていた。 http://www.bangkoknavi.com/food/37/  

 
ワットさんは、陽気に話しかけるが、某通りに差し掛かったときに、
ここはスケベ通りです」 とマイクを通して紹介した。 
 いわゆる、「タニヤ通り」である。 
確かにネオンも沢山で、人だかりである。 その先には、「偽物市場」も有った。  バスの中から、椎葉君に向けて馴染みのTシャツ屋のオバちゃんが手を振ってくれた。
レストラン「COKA」には、愛想の良いキャンペーン・ガールが数名いて、せっせとサービスしてくれる。  ターガービールを飲み、持ち込んだ42度の焼酎を飲んだ。 初めての夕食と言うことで、初参加者の紹介などを、ご指名により私が担当した。  肉
ダンゴや野菜がタップリのシャブ・シャブは、いわゆる「水炊き」である。 
結構、腹いっぱいになった。 
また、スイカ・ジュース、マンゴー・ジュースが美味しく、人気である。 
同行者の居ない空閑君は、キャンペーン・ガールと記念撮影。 
最後には、宣俊君、岡君も私も主旨に賛同して撮影。

 

 

  ビールのキャンペンガールのお姉さんにご機嫌の空閑君でした。▲

▼レストラン「COKA」にて





    偽物マーケットと呼ばれる市場には色んなものが豊富です!


  食事が終わり、歩いてホテルへ帰ることになった。 
Tシャツ屋のオバちゃんの店に行って、Tシャツを値切って買ってきた。 ここも椎葉君の指定価格である。  先ほどの「スケベ通り」には、やはり女性たちが沢山道端(店の前)に山ほど沢山居て、たむろしていた。  
 店の名前は、日本語の店も多く、大半がスナック風のネーミングである。  日本人が多いのだろう。途中、バラけてしまい、一部のメンバーは「偽物通り」に立ち寄ってきたらしい。   ということで、早朝からバタバタとしたこの旅行の初日が終了した。


▲マンゴージュースが美味しい

 

▼【夜の繁華街の様子】タニヤ通りなど
 

[ ホテル情報]  ホテル  デュシタニ バンコク  (リンクを開いたあとで、ホテル名をクリックして日本語サイトに)
バンコクでは五つ星のホテルであり、結構大きい。 宿泊の期間中、王族のパーティかなんかがあったらしく。 
結構、厳戒態勢ではあった。    結婚式もあったが、結構派手な花飾りや写真を飾っていた。 
正面玄関の民族衣装?のお兄ちゃんも商売柄、愛想が良かった。  部屋自体は、広々としていて、シャワールーム兼トイレも広い。 洗面台は、やはり高めに出来ている。
朝食は、メニューも多くて大変充実しており、パンや果物、タマゴ料理、肉料理なども美味しくいただける。

2.旅行2日目(2月19日 金曜日)   タイカントリークラブ 
今日は、タイでのゴルフプレー日である。
 タイでは日中は暑くなるので、早朝ゴルフが通常であるとのことで、朝5時に起き、ホテルに交渉して朝食を6時前から食べることが出来た。  ここでもさすがの交渉力である。 暗い中、専用バスが迎えに来て乗り込んだ。 
いつものパターンは、T君が出発に遅れるのだが、今回は佐田君が遅れた。 
山口優ちゃんが、一言、オジサン風ダジャレを言った。 
 この遅れ、追って沙汰(サタ)する!

    高速を使って約50分、途中の田園風景を眺めながら、夜が明ける頃には、タイカントリークラブに到着。  風格のある門を入ると大変きれいなところで、青い制服を着たキャディーさん達が沢山たむろして居る。
どうやって担当が決まるのだろうかと心配になる人数である。 おおよそ250名は居るとのこと。

メンバーでこのゴルフ場をセットしてくれた天野さんが出迎えてくれた。 
既に、
クラブハウスで手続きを済ませてくれており、スコアシートホルダーも用意してあった。 
準備をして出て行き、予約した貸しクラブを見に行くと、台北よりは立派な品物ではあるが、スペックやメーカーもバラバラのセットが4〜5セットおいてあり、その中から宣俊君とともにセレクトした。 この選択が後で大きな差になる。 
クラブの選択で思案していると、そこにキャディーさんが寄って来て、せっせとカートに積み込むではないか、もしかして、 このキャディーさんが私の担当か?などと考えることは無駄だった。 
こちらに選択権はなく、キャディー側に選択権があったようだ。 宣俊君のキャディーさんは、結構美人で愛嬌が良いが、私に付いたキャディーさんは、いかにもタイというよりインドネシア系の方に見えた。(若いと言えば若い) 
スタート時間が迫っていたらしく、急いでスタートホールに向かったところ、既に前の組(椎葉夫妻、岡夫妻)はスタートし、記念写真の時間も無かった。 
2組目は、天野さん、山口君、宣俊君、私の4名、3組目が、鶴田君、佐田君、空閑君の3名で、ゴルフを楽しんだ。

タイカントリーにて
 

プレー途中の出来事は、詳細を語ると書ききれないほど色々有るが、 レポート紙面の容量もあって、詳しくは少し別の機会にしよう。
ただ、1台のカートに、それぞれプレーする者にキャディーが一人付いて面倒見てくれる。  彼女らは、ゴルフ場の雇用者ではなく、生活収入をチップのみで得ているそうで、いかにチップを多くもらうかで頭が一杯のようで、 愛想良く対応し、写真撮影も気軽に応じ、サービス精神は、日本のゴルフ場キャディーの5倍は有るだろう。 
その愛想良さに気を良くして、日本人はチップを奮発すると思う。
宣俊君や筆者もその一人だったかもしれない。
結局、当初言われていたチップに+200バーツ(筆者は+100)もはずんだ。 肝心の筆者のゴルフ結果であるが、暖かい気候と開放感、それに珍しいことに貸しクラブとの相性がピッタリで、前半42でラウンド。
片や、ぱっとしないスコアにプレーが雑になった宣俊君は、キャディーさんとの世間話に力を注ぎ、途中のホールでは、天野さんのキャディーまで寄って来ての談話にご熱心で遊んでいる。 
とうとう、天野さんに怒られてしまった。(表面は、キャディーさんが・・では有るが・・・) そんな風景の中、筆者の後半スコアは、もろくも崩れ去った。

 ▲▼チップのためにはサービス精神旺盛なキャディーさん
 



 

ゴルフは、暑い気温の中、無事終了。 ホールアウト後に頂いた冷たい水が美味しかった。
  プレー後にシャワールームに行くと、そこは、個室になっているシャワー室があって、ゆっくりとシャワーが使た。
  クラブハウスのレストランでバイキング料理が用意されており、これまた食べ放題で様々の料理が並んで居る。
  ケーキや果物などのデザート類も豊富で、結構堪能できた。
 帰りに、プロショップに行き、タイカントリーのボール・マーカー(1個200バーツ)をお土産用も含めて買い込んだ。
 佐田君、宣俊君とともに、レストランの受付係りの娘と記念撮影後に、ゴルフ場をあとにした。



 

[マッサージへ]
ゴルフをした後は、お決まりのマッサージである。  
宣俊君を除く8名で一緒に行ったのは、椎葉君推奨店の キングス・ボディ・ハウスという店だったと思う。
若手のマッサージ師が多いらしい。 岡夫妻は、別の部屋に案内され、残りの6名は大部屋でマッサージを受けることになった。  ここでも、筆者に選択権が無かった。 こういうところは、先頭で歩くものではないと思った。
集団を迎える際は、やはり店側の作戦か、リーダー格の仕切り屋姉さんが先頭に立って支配する。
   それも決まって、かわいくない。 きゅうりのシナビタ様な顔つきである。
隣でマッサージを受けている鶴田君と佐田君の会話がやぐらしか!という感じもあったが、鶴田君をマッサージしている娘がとてもかわいい。  それに比べ、私の担当は、薄暗い部屋のカーテンが揺れて、時々外の光が差すが、マスクをしているものの、時々、乾いたイヤな咳をする。   結核か?と不安になった。
結局、2時間のマッサージを終了し、そこそこに身体がほぐれたが、気持ちはほぐれなかった。  というのも、最後に規定料金の他にチップを欲しそうに待っているので、100バーツを渡そうとしたら、500欲しいと言う。  それはなかろうと思い、「ノー」と言ったら、200くれと言ったので、先に皆が店を出ており、早く帰りたい一身で渡した。

タイ古式マッサージは仏教の教えにより、「親切心、心の平静、哀れみ、他人の身になって喜ぶ」という4つの心で行うそうだが、 ここではそういうことは、度外視なのであろう。 反省の多いマッサージだった。

▼ マッサージを終えて帰路
 

水上マーケットへ
 さて、ゴルフに参加しない二人は、オプショナル・ツアーで、水上マーケット観光となった。
 
詳細のレポートが出来ないので、主な写真でレポートに代える。 

 

[夕食へ]
二日目の晩は、海鮮タイ料理の ソンブーンである。
この店も、有名店と言うことであり、秋篠宮、小泉元主首相も訪れ、店内には記念写真が飾ってあった。  
店には、ツアコンの会社社員が総出で、お世話に来ている。
今日、ゴルフをしない奥方達を水上マーケットなどに案内してくれたシティさん、一日短縮日程のため、アユタヤ観光を早めに行ってきた宮島夫婦を案内したワットさんなども来てくれた。

我々14名の会食で貸し切った部屋には、食べきれないほどの料理が並んだ。   3名の給仕係りが付いてお世話をしてくれた。  給仕の男性が、バドミントンのラケットのような電気ハエ取り器でバチッと見事にハエ退治をした。  そのせいか、皆さんにチップを!(椎葉君が・・)

名物料理は、プーパッポンカリー(カニのカレー炒め)である。  そのままで食べるものだが、別にあったチャーハンにまぶして食べると、これまたウマイ!
ワットさんは、一生懸命にカメラマンとしても働いている。 (あとで、自費で写真を沢山焼いて贈呈してくれた)結局、食べきれない料理を、ツアコンの皆さんにお裾分けして喜んでもらえ、満足して夕食会を終えました。
  

[ナイトショーへ]
夕食で満足したあと、今日は、ナイトショーとして、MANBOというニューハーフ・ショー見物をすることになった。 
ご存知の通り、タイは
ニューハーフの本場である。 専用バスを使い皆で移動し現地に着くと、ショーのスターが大きな看板になって飾ってあった。 
皆で記念
撮影をしつつ、待つこと20分程度で前のステージが終わり、開場となりました。 写真撮影は自由だとなっており、それぞれが沢山の撮影をしま した。
オカマの聖子ちゃんが、お決まりの「赤いスイート
ピー」を伝いながら(当然、クチパクです)登場し、そのあとは、「綺麗どころ?」が色々とショーを繰り広げました。
日本の六本木に
「金魚」という店があ り、似たような感じだが、ここで日本語でのショー・プロデュースが多いのは、日本人客が多い証拠なんだろう!
ただ、大阪の「ジャック&ベティー」よりも品が良い。 
    



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